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出版目録
※著者などの所属・職名は発行当時のものです。
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藤山一雄の博物館芸術
満洲国国立中央博物館副館長の夢満洲国国立中央博物館副館長、藤山一雄。明治22年山口県生まれ。岩国中、五高、東京帝大と進み、 下関の梅光女学院教員を務めたのち満洲に渡る。
満鉄傍系会社を経て満洲国建国に参加し、実業部、監察院、恩賞局の要職を歴任、博物館へ。新しい博物館をめざし、日本人初となる大規模な民俗博物館を推進した満洲国の博物館運動は、藤山一雄の芸術的創造、博物館芸術であった。初の藤山一雄研究の書。●四六判 ●336ページ ●上製本 ●2016年4月発行
●本体価格 3,200円+税978-4-87739-283-3
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藤女子大学人間生活学部 公開講座シリーズ①
居場所のない子どもたちへ
「食」と「教育」で支える大学・地域・NPOの挑戦安心して学べる場所や機会があれば、子どもの可能性は無限に広がっていく! 「日本に存在する格差」が子どもたちの未来への夢を阻む。所得が低い世帯では健康的な生活を送ることや、教育を受ける条件が悪くなる可能性が高くなる。教育の格差は職業選択の範囲も狭めてしまうことになる。やがて社会的地位の格差や所得格差を助長し、次の世代にも影響を及ぼす負の連鎖を引き起こす。
藤女子大学が、地域のコミュニティーが、NPO法人カコタムが、それぞれの特性を活かして、子どもの居場所づくりに取り組んだ。●四六判 ●124ページ ●ソフトカバー ●2016年3月発行
●本体価格 1,000円+税978-4-87739-282-6
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多様性を活かす教育を考える
七つのヒント
オーストラリア・カナダ・イギリス
シンガポールの教育事例から学校教育における多様性の活用(ダイバーシティ経営)とは? 子どもの才能、文化背景、地域社会、宗教、カリキュラム、教職員の専門性の多様性を活用することが、これからの学校に不可欠である。
木村裕、青木麻衣子、児玉奈々、金井里弥、本柳とみ子、植田みどり─によって、多くの可能性を持つ学校教育がさらに飛躍するためのヒントが示されている。●四六判 ●160ページ ●ソフトカバー ●2015年9月発行
●本体価格 1,800 円+税978-4-87739-276-5
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アドルフ・マイヤーの精神衛生運動
─教育と習慣形成─19世紀後半から20世紀にかけて展開された、アメリカの精神衛生運動と進歩主義教育運動の歴史を再構築。精神衛生運動のリーダーであるマイヤーの精神衛生的人間形成論を詳細に分析・考察し、「教育の医療化」の本質を究明した研究論文。
●A5判 ●226ページ ●ソフトカバー ●2014年3月発行
●本体価格 3,000円+税978-4-87739-249-9
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自死遺族の癒しとナラティヴ・アプローチ
─再会までの対話努力の記録─1998年以来、わが国で1年間に自死する人は3万人を超え続けている。わが国の1年間の交通事故死者の6倍ともいわれるこの数値。自死はもはや他人事ではなく、極めて身近な問題であることを示している。
近しい人が自殺した時、残された遺族の深く傷ついた心を癒すことは難しい。実際の生と死を超えた対話に挑んだ人たちの記録!●A5判 ●336ページ ●ソフトカバー ●2014年1月発行
●本体価格 2,000円+税978-4-87739-244-4